今更⁈高配当投資からの方向転換…『金』投資も選択肢に‼︎

2020年8月24日

今回は題名の通りです。インカムゲイン目的の銘柄を見直して、よりキャピタルゲインへ比重をおいたポートフォリオへ変更します。今更のアクションですが、今回の件を糧として今後は変化により柔軟に対応するよう努めたいと思います。

高配当銘柄はパフォーマンスが悪い

7月末ポートフォリオ
赤:S&P500 青:コカコーラ

7月末時点のポートフォリオでは約60%を配当株が占めています。この中でコカコーラを一例としてS&P500のチャートと比較した結果、コロナショック以降、コカコーラのパフォーマンスが大きく劣っていることが分かります。直近の決算内容が悪く、新型コロナウイルスの影響で人々の生活様式が変化している現状を考慮すると、ハイテク銘柄を含むS&P500に勝るのは難しいと判断できます。

安全資産『金』

今後、株式市場に大きく影響するイベントとして(1)アメリカ大統領選挙, (2)中国の諸問題 : 三峡ダム崩壊懸念やシャドーバンク不良債権問題, (3)米中関係、が考えられます。(1)は確実に起こるイベントですが、(2)と(3)が起こるタイミングがわかりません。コロナショックで経済がダメージを受けている状況ですが、これに更なる悪材料が起こる可能性があります。

赤:S&P500 青:GLD

これに対する備えとして『金』のETFであるGLDを調べた結果、S&P500よりもパフォーマンスが高いことが分かりました。安全資産と呼ばれるだけあってコロナショックにおける下落もS&P500より小さいです。この安定感が『金』の魅力ですね…そもそもこれまで『金』をポートフォリオに組み入れていなかった私が悪いですね。コロナショックで各国のマネーサプライが急上昇する中、安全資産とされる『金』価格が上昇するのは当たり前かもしれません。

総括

  1. 私の保有する高配当銘柄はS&P500よりパフォーマンスが悪い。
  2. コロナショックの影響で相場が不安定な中、今後更なる悪材料が懸念される。この場合、安全資産の『金』に投資する方が資産の減少を抑制でき、S&P500を超えるパフォーマンスが期待できる。

要点は以上の2点です。S&P500とナスダックは既にコロナショックから回復しましたが、私の保有する配当銘柄は元に戻っていません。これを機に、いつまでも配当にこだわる必要はないと判断した次第です。

以上より今更ですが配当目的の投資は一旦中止とし、今後は配当銘柄よりもパフォーマンスの高いハイテク銘柄やクリーンエネルギー銘柄、安全資産の『金』などへ資金を移したいと思います。

ヒロテル

配当金を受け取ると不労所得を得た実感があって嬉しいですよね。ただし今回は方向転換します。数年後、金融相場が一段落した頃に新たな時代の高配当銘柄で毎月配当ポートフォリオを組もうと思います。ポートフォリオの変更に伴って、まずはブログの題名を再考しないといけませんね。