2020年12月の投資成績と現在のポートフォリオ

投資成績

大統領選挙のゴタゴタは続くものの、12月の株式市場は堅調に推移し、S&P500とNASDAQ共に史上最高値を更新しました。最もマーケットが注目したのは12月下旬にS&P500に組み込まれたテスラでしょうね。S&P500採用報道が流れた11月16日の株価が約420ドルであったのが、その後1ヶ月強で約700ドルにまで急騰しました。ホルダーとして歴史的なイベントに立ち会うことができて嬉しいですね。

また私の保有銘柄ではテスラ以外にもプラグパワーやデジタルタービンの株価上昇が目立ちました。結果、12月末にグロース株を中心にやや強めの調整があったものの終わってみれば、NASDAQが4.3%上昇したのに対して私のポートフォリオは7.9%上昇し、主要株価指数のパフォーマンスを上回って2020年を締め括ることができました。

2020年12月投資成績

配当金の受取実績

12月はクアルコムより3.29ドルの配当金を受け取りました。これにより2020年の配当金実績は115.56ドルとなりました。2020年当初は配当銘柄を中心に投資していたのですが、9月からグロース株へシフトしました。シフトするタイミングが遅すぎる感も否めませんでしたが、金あまりで低金利なこの時期にいつまでもインカムメインの投資に固執するのは機会損失だと考え、思い切って判断できたのは良かったと思います。勿論これは結果論ですが、今後も環境の変化に柔軟に対応する姿勢を大切にしたいですね。

2020年配当金実績

保有銘柄

11月の投資成績をまとめた際はVOOやQQQへ資金の一部を移す予定でしたが…結局は12月末の調整時にスクエア,ピンタレストを買い増しし、ソーラーエッジテクノロジーズ,エンフェーズエナジーを新規で購入しました。なお11月に全利確したデジタルタービンは月初に買い戻ししました…結構な値幅を取り逃してしまいました。

現状のポートフォリオ上位銘柄を確認するとスクエア、テラドック、プラグパワー、テスラの順となっています。スクエアはS&P500に採用される可能性がありますので握力強めて長期保有しようかと思います。キャッシュアップの普及で業績も好調で、コロナウイルスのワクチン普及後もPOSシステム事業の回復が見込めます。またビットコインも扱い始めており、今後の成長が楽しみな企業の一つです。

テラドックは遠隔医療の大本命な銘柄です。2020年はリヴォンゴヘルスを吸収しましたし、今後の成長が楽しみな企業の一つです。ただし、株価指数が上昇した年末でも株価が冴えないので機会損失が半端ないです…そろそろ上昇してほしいところ。

プラグパワーとテスラはクリーンエネルギー銘柄ですので今後も保有します。改めてポートフォリオを確認すると上位陣は安定の長期保有ですね。打診買いした銘柄はもう少し様子を見ます。また、配当利回り約10%のBDC銘柄を3種類保有しているのですが、株価下落時に購入したものではないので一旦手放そうか悩んでいます。自分の中で無理して購入した感が否めないのでモヤモヤします…。

また、アップルに半導体自製の姿勢が見られたため、クアルコムは微益で全利確。半導体ETFであるSMHへのシフトも考えたのですがインテルなど落ち目の銘柄も含まれるので一旦保留…今後はEVでの需要増加が見込まれるパワー半導体銘柄への投資を検討しています。

2020年12月末ポートフォリオ

2020年の振り返りと今後

アメリカ株は2019年後半から投資し始め、コロナショックのはじまる2020年2月末から本格的に資金を入れました。この頃は配当銘柄を中心に投資していましたが、4月頃から投資資金の半分ほどをグロース株へシフト。9月には投資資金の大半をグロース株へ移しました。グロース株シフトのタイミングが遅かったかもしれませんが結果として、リヴォンゴヘルスやプラグパワー、テスラなどの株価上昇に乗ることができました。一方でファイバーインターナショナルやクラウドストライク、ピンタレストなど、売った後から株価暴騰した銘柄も多々ありましたね。今の株価を確認するに本当に握力の大切さを痛感します…。

2020年はテスラやプラグパワーなどクリーンエネルギー銘柄が絶好調であり、2020年のETF成績ランキング上位にもクリーンエネルギーETFが位置しています。クリーンエネルギー銘柄と言えばファンダメンタルや今後の収益性が懸念されますが、一方でバイデンの大統領選挙の勝利による好地合、何よりもクリーンエネルギーETFに資金が流入し続けていると言う事実があります。ESG投資やクリーンエネルギーは息の長いテーマですので2021年もしっかりと押さえておきたいですね。

そして過去記事に記載した通り、クリーンエネルギーETFにはプラグパワーとエンフェーズエナジーの構成比率が高く、この2銘柄へ資金が流入する傾向にあると個人的に考えています。また、ソーラー発電の効率化をソフト面で支援するソーラーエッジテクノロジーズにも注目しています。現在のところクリーンエネルギーの個別銘柄はこの3銘柄+EV銘柄、ETFはICLN,QCLN,LITあたりで固めようと思います。

私がビビリな故に数銘柄へ集中投資することはできませんが、今後も購入タイミングと銘柄を分散しながら堅実な運用を心掛けていきます!2021年も頑張って行きましょう!今後とも宜しくお願いします。