2021年4月の投資成績と現在のポートフォリオ 〜折角の利益確定もテラドックの決算ミスでトントン〜
目次
投資成績
今月はアメリカ10年国債の利回り上昇が一服し、グロース株の株価下落もおさまりましたね。私のポートフォリオはグロース株の比重が高いので今年は色々と振り回されています。最近は決算発表の時期ですのでドキドキしながら持株の決算を見守っています。
下にこれまでの投資成績をグラフに示します。私の3月の投資指数(%)が165.9であり4月が165.1ですので今月は微減ですね。これに対してナスダックとSP500は堅調に推移していますね。主要株価指数の多くを占めるGAFAの決算内容は素晴らしいものでしたし、やはりインデックス投資が最適解なのでしょうね。

配当金の受取実績
4月はエイリスキャピタルから5.76ドルの配当金を受け取りました。ARCCなどのBDC銘柄は株価暴落時に仕込んだものではないので年初辺りに売却を検討していましたが…株価が堅調で配当も貰えるという始末。2021年に入って以降、グロース株が調整していますので寧ろBDC銘柄の方がパフォーマンス良かったのではないかとさえ思えますね。
配当金を受け取ったことは事実ですが額があまりにも少額ですので、今後も少しづつ買い増す予定です。持株の株価も冴えませんし、このサイト名の通り、そろそろ毎月配当ポートフォリオへ舵を切り始めても良いのかもしれません。配当金というある程度決まった額のキャッシュが不労で得られるというのはやはり嬉しいですし。

保有銘柄
今月は既存のポジションを解消した一方で、利益確定した銘柄を安値で少しづつ拾っています。また新規でファイザーとストライカー、そして半導体ETFであるSMHを打診買いしました。これら銘柄は少し様子見して、仮に市場全体が下がる様であれば撤退しようと思います。
また、テスラやスクエアを利益確定したため、テラドックとドラフトキングスの比率が大きくなっていますね。特にテラドックは先日の決算でEPSをミスし、ガイダンスがやや弱かったことから一時160ドル台にまで値を下げました。比率が大きいだけに結構ガッツリくらっています…こんなことなら300ドルで利確するべきでした!残念!ただし遠隔医療は政府の医療費軽減に寄与することから、今後も重要なインフラの一つとなるのではないかと考えています。また、リヴォンゴヘルス時代から含めると約1年間ほど保有しており、最も保有期間が長い銘柄ですので仕方なしに今後も付き合ってあげようと思います。


2021年4月の振り返りと今後
4月はこれまで保有していたポジションを大きく解消しました。具体的にはテスラ、スクエア、ピンタレスト、シーリミテッドを一度全て利益確定しました。それにも関わらず今月の投資成績が僅かに悪化しているのはテラドックが決算をミスした影響です…この銘柄に関してはもう少し我慢します。利確した4銘柄の中でシーリミテッドを除く3銘柄は売値よりも安値で数枚ほど買い戻しています。今後も株価が落ちてくる様でしたら拾っていきます。特にスクエアはS&P500指数採用が噂される銘柄ですので、その日までポジションを持とうと思います。
2月以降に購入したピュアストレージ、レゾナント、アセンサスサージカル、AXTIは株価軟調です…と言うよりも含み損がすごい銘柄もありますが無視して保有します。
今月、新規で購入したファイザーとストライカーはそれぞれ大型のヘルスケア銘柄です。ファイザーは世界的な製薬メーカーで、言わずもがな新型コロナワクチン期待を込めて購入しました。ストライカーは整形外科製品や医療機器を製造販売する企業です。先日のインテュイティブサージカルの好決算を受けて、新型コロナワクチンの普及に伴う医療機関の正常化を期待して購入しました。また、両銘柄とも配当金を出しているので場合によっては長期保有もアリですね。
今後もマーケットの様子を見ながら売買していくつもりなのですが、そろそろアメリカで確定申告、そして長期の夏季休暇が迫っていますので、ポジションを持ちすぎない様に資金管理を徹底したいところですね。その一方で、新規で買付したい銘柄が幾つかありますので時期を見て打診買いする予定です。新たに購入した銘柄はいつか紹介したいと思います。

株価がパッとしませんね。秋頃まで静観が正解なのかもしれませんが、偶に株価を確認すると売買したくなりますよね。今後は高配当銘柄を積み上げていこうか検討中です。