2021年10月の投資成績と現在のポートフォリオ 〜主要インデックスは安定して上昇するもポートフォリオはヨコヨコ続く〜

2021年11月21日

投資成績

10月はレゾナントを損切りし、デジタルタービンやアミリスを利益確定するなど持株を整理した結果、投資成績は微増で終えました。10月上旬は恒大集団のデフォルト懸念や電力不足など、中国を発端として株価の調整が起きましたが取り敢えずは落ち着きを取り戻し、蓋を開けてみれば主要インデックスは史上最高値を更新する始末でした。一ヶ月に満たない調整で、振り返ればただの押し目でしたね。

なお、昨年12月末の投資成績は投資金額に対して170.5%であり、2021年10月末で175.5%ですので、2021年のパフォーマンスは現時点で+2.9%となっています。インデックスは右肩上がりなのに私のポートフォリオは増減なくヨコヨコしています、個別銘柄の難しさとインデックスの強さを改めて実感しますね。

2021年10月投資成績

配当金

10月はARCCより税引後にして16.78ドルを受け取りました。これにより2021年の合計は112.15ドル、目標の毎月一万円(相当)に対する進捗は9.3%となりました。まだまだ先は長いですね。11月はHTGCとORCCの配当金を予定しており、金額は僅かながらも不労所得が楽しみです。

2021年10月配当金実績

なお、最近はARCCの株価上昇が顕著です。私の投資するBDC銘柄のパフォーマンスは下のグラフの通りですがARCCとHTGCの強さが目立ちますね。両銘柄は直近の決算も無事に通過しましたし、今後はORCCへの投資は控えて、この2銘柄の枚数を増やしていきます。特にHTGCは特別配当もありますのでお得感が得られますね。

BDC銘柄の年初来チャート 青色:ARCC 黄色:HTGC 水色:ORCC

不労所得を毎月味わうためにも新たな銘柄を選定したいと思っていたので10月はベライゾンに新規投資しました。ベライゾンは5G用の設備投資が業績を圧迫しており、株価はコロナショック並みにまで下落、配当利回りは4.8%にまで上昇しています。通信インフラを担う堅い企業であり配当金は毎年増額傾向、これ以上の株価下落は限定的だろうと判断し、利回り4.8%付近で少しづつ買い増し予定です。ベライゾンの配当支払月は2,5,8,11月であるので配当金を受け取る月の穴を全ては埋めることができませんが、取り敢えず良しとします。余談ですが今ベライゾンに投資すると、かの有名なウォーレンバフェットよりも優位なポジションを保有することになります。

保有銘柄

投資金額ベースでポートフォリオを示すと下のような円グラフとなります。ポートフォリオの多くを占めるパランティアとエアビーアンドビーは株価の上下がなく動きませんね。この2銘柄以外にも11月決算の銘柄が多く控えていますので、決算後の株価上昇に期待しています。

なお、テラドックは決算を無事に通過して、一時期120ドル台であった株価も140ドル台へと上昇基調にあります。リヴォンゴヘルス以来の長い付き合いですので、ここまで保有したのですから今後も見守っていきます…もはやキャシーウッド率いるアークインベストメントとの握力勝負ですよ!

2021年10月保有銘柄

2021年10月振り返りと今後

振り返り

デジタルタービンの売買履歴を確認すると丁度2ヶ月間ほど保有していたことが分かります。株価が下がる度にナンピンを繰り返していくのですが、ビビって枚数が少なくなっていく様が明らかですね。頭と尻尾はくれてやれと言いますが、もう数週間ほど保有していればもっと身の部分を取れたましたね。売却するタイミングが早すぎましたが、ともあれ850ドルほどのプラスで利益確定しました。

APPS売買履歴

マーケタは監視対象としていた銘柄で、一時期20ドルを割るにまで株価が下落していました。それが10月12日であり、この日に打診買いを実行し、その後買い増しを続けました。打診買いから僅か2週間後には+50%以上にまで株価が暴騰しましたので短期で上がりすぎだと判断し、約300ドルのプラスで一度ポジションを解消しました。モメンタムがありボラティリティが大きな銘柄ですので投入した資金が少なかったのが非常に悔やまれます。事業内容的には期待している銘柄ですので、今後30ドルを割った辺りで再度購入を検討したいです。

MQ売買履歴

今後

10月に利益確定したデジタルタービンとマーケタ、そしてアミリスは株価が下がったところで買い戻し予定です。また、国際通貨送金のディーローカルも打診買いしていますので枚数を増やしていきます。マーケタとディーローカルはロックアップ期間の解除が控えていますし、12月は損出しに時期でもありますので、株価が下がったところをチマチマと拾っていく作戦とします。

ヒロテル

APPSは買い始めが早かったですが売却するのも早過ぎました、あと数週間の握力不足です。MQは買い始めも売却も満足いくタイミングでしたが、ボラが高くて投資する度胸がなく資金が少額でした。
ともあれ両銘柄ともプラスで終えましたので十分な結果ですが振り返ると欲が出ますね。監視銘柄が割安もしくはモメンタム好調であった場合は、今後もこのようなスイング投資に挑戦してみます。