絶好の買い場到来!株のバーゲンセール!

1,2月は仕事の都合上、記事を更新できる環境にありませんでしたが、ようやく一段落しました。そして普段の日常を取り戻したのも束の間、株価が凄いことになっていますね!

今週は新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、ダウ平均株価は3580ドル(12.3%)も下落、日経平均株価は2243円(9.6%)も下落しました。世界中で感染拡大が明らかになる一方、投資家から見れば安心材料は殆どなく、株式市場から資金を引きあげる動きが続きました。売りが売りを呼ぶろうばい売り状態、投げ売り状態ですね。2018年年末以来の待ちに待った株のバーゲンセールです!当時は上手く立ち回れませんでしたが今回は違いますよ!

ダウ平均チャート

底値が近い

今週は株価下落を注視しながらインするタイミングを伺っていました。特に現在の25日騰落レシオは50%台と非常に低く、2018年年末よりも売られ過ぎであると言えます。日経平均のPBR1.0倍が21000円弱だと考えられ、2018年年末の暴落もPBR1倍付近で止まったことを考慮すると、底値に近いという印象を受けます。明らかに売られすぎな水準ではないでしょうか。

この暴落を受けて日本株の株主優待狙いも選択肢にありました。しかし2018年年末の日経平均株価が20000円を下回ったことを考慮すると現在の株価約21140円であり、もう一段階底値をつけるとも考えられます。また、当時の株価の戻りがアメリカ株と比較して遅く・低くでしたので、これらを考慮すると日本株は中々手が出せません。何よりもオリンピックの動向次第では間違いなく更なる下落が考えられます。

ちなみに騰落レシオとは市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から市場の過熱感を見る指標で、買われすぎ、売られすぎを示す指標です。値上がり銘柄数/値下がり銘柄数をパーセント表示しています。5日間で計算したものを5日騰落レシオ、25日間で計算したものを25日騰落レシオと呼びます。前者は短期的な市場の過熱感、後者は中期的な市場の過熱感を見る指標です。騰落レシオは100%が中立の状態で、120%以上になると過熱気味、70%以下は底値付近と考えられるのが一般的です。

落ちるナイフをゆっくりと掴む

日本株は様子見を継続し、第一次バーゲンハントとしてアメリカ株を購入しました。2月28日金曜日にVOO(S&P500指数連動ETF),QQQ(ナスダック100指数連動ETF),SPYD(S&P500で最も利回りの高い80社より構成されるETF),KO(コカコーラ),T(AT&T)を購入しました。VOOとQQQはキャピタルゲイン目的で購入しました。SPYD, KO, Tの配当利回りはそれぞれ5.8%, 3.1%, 5.9%であり、非常に利回りの高い状態で購入することができました。

なお、余力の購入資金は確保していますので株価がさらに下落するようであれば買い増します。落ちるナイフの勢いが削がれたであろう付近を見極めてゆっくりと掴みます。

第二次バーゲンハント候補

候補1はズバリMMMです。配当利回り4%を超えたあたり、具体的には利回り4.2%で購入します。その理由として、配当利回り4%台は過去実績を確認してもリーマンショックの際につけた天井付近であり、この利回りが底である可能性があります。また、米中関係悪化の影響を受けて業績がイマイチであることは事実ですが、コロナウイルスによる衛生用品の需要増加も考えられますのでキャピタルゲインも十分に狙えると考えています。60年以上増配している銘柄ですので、安易に減配することはないのではないかとも期待しています。

MMMチャート 上:株価 中:配当金 下:配当利回り

候補2はアップルやマイクロソフトなどこれまで高値で手が出せなかったハイテク銘柄です。ただし、株価が下落していても個別銘柄だと購入単価が高いのがネックです。代替としてアメリカのハイテク銘柄で構成されるETF、QQQを購入する予定です。また、先日は200ドルで購入しましたので、この価格を基準とします。

候補3はSPYD,T,VZなど配当利回りが高く、購入単価の安い銘柄です、購入単価が安いと言うことは、購入するタイミングを分散できる利点があります。今回の様な極端な下落相場では、底値をピッタリと当てることが困難です。購入のタイミングを複数回に分散して平均単価を安く抑えることを心掛けます。

総括

資金力の乏しい個人投資家が、普段の相場で勝ち続けることは難しいと考えています。大きな利益を狙うならばリスクをとってレバレッジをかけるしかありません。ただし、サラリーマンの場合は業務中に取引することができませんので実施不可能です。

資金が乏しく、信用取引ですら恐れている私は現物でバーゲンハントに徹するのみです。購入するタイミングを分散させつつ、ここぞとばかりに資金を投入します。目指せフルインベストです(総額はたかが知れていますので悪しからず)。