割安な個別銘柄を買い増し!初めて石油銘柄RDS-Bを購入!(3月3,4週)

2020年5月5日

新型コロナウイルスの拡大が止まりませんが、人類史において克服できない感染症はありません。相場も荒れ模様ですが長期で考えるといつかは落ち着く問題だと考えています。

今週の後半は大きく株価が上昇しNYダウは12.84%高と、3週ぶりの大幅反発となりました。週間上昇率は1938年以来の大きさにです。長期投資と言えども株価の上下は気になる所、最近は株価指数のボラティリティが大きくて疲れますね。私は株価の下がった時に買い付けることを心掛けており、週前半にいくつか購入しました。

3月3,4週の買い付け

コカ・コーラ【KO】

40ドル以下を目標取得単価に設定しており、今週は38ドルを付けた際に買い増ししました。リーマンショック以来、コカ・コーラ史上2回目の利回り4%超でしたので迷わず購入しました。現在の株価が43ドル弱ですのでもっと強めに買い増しておけばよかったです。有名なディフェンシブ銘柄ですし、今後40ドルを割ることはないかもしれませんね。

青:株価 黒:配当利回り

AT&T【T】

30ドル以下を目標取得単価とし、29ドル辺りで買い増ししました。財務的にAT&Tより安定しているベライゾンも追加したいのですが、こちらはなかなか株価が下落しませんね。今後も株価の乱高下が続きそうですので、地道に使いしていきます。

ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】

30ドル以下を目標取得単価とし、29ドル辺りで20枚購入しました。OPECプラス後のサウジアラビアとロシアによる原油増産を受けて、石油価格が歴史的な安値にあります。アメリカのシェールオイルを意識してのチキンレースでしょうが、1990年代と同等の価格であり流石に安すぎます。

製造業や卸業などモノを扱う企業は在庫を管理する必要があり、在庫を保管できる量は設備的(倉庫の広さや設備差による保管環境の違い)に限界があります。石油も同様でしょうから、増産した石油の保管箇所や保管可能な量には設備的な限界があると考えられます。また、新型コロナウイルスにより経済活動が止まっており、石油の消費量が減少している状況です。

サウジアラビアは内政が不安定で石油産業に替わる産業が育っているとは思えませんし、ロシアは経済制裁中・通貨危機中ですし、アメリカはシェール産業(ハイイールド債)がダメージを受けます。石油を使う国々にとっては兎も角、基本的に石油が安くて世界経済にメリットはありません。これら大国がうまく落とし所を見つけるのを期待して、長期保有を前提にロイヤルダッチシェルを少し購入してみました。

私としては珍しくリスキーな銘柄となりますが配当利回り10%超ですので、仮に減配されても許容の範囲内です…枚数も程々ですし無配や倒産さえしなければOKな感覚ですね。配当を貰いながら原油価格と株価の上昇を待ちます。

青:株価 黒:配当利回り
ヒロテル

原油価格の歴史的下落に伴って石油銘柄も暴落しています。下落し過ぎて下値は限られますので減配リスクを許容して少し仕込みました。場合によっては買い下がります!

今後の買い付け

今週は3月分の給与が振り込まれました。さらに財形貯蓄の一部を解放しましたので、普段よりキャッシュリッチな状況です。また、冒頭の通り、今週のNYダウは12.84%高と3週ぶりの大幅反発でした。この反発を受けて、欲しい銘柄の株価が目標取得単価を上回る状態ですので今は『待ち』です。新型コロナウイルスに関するポジティブなニュースが発表されるとは思えないので、現金比率を高めてひたすら下で待ち構えます。

為替に注目するとヘッジファンドのマージンコールが落ち着いたのか今週半ばから円高が進んでいます。アメリカは無制限にドルを刷るようですし、相対的に円が強くなります。私は外貨でアメリカ株投資していますので、為替も円高が落ち着くまで『待ち』状態です。

今後買い付け予定の銘柄はコカコーラ、AT&T、ベライゾン、XMO、SPYD、QQQです。過去利回りなど考慮して、自分が納得する価格まで株価が下落したところを拾います。新型コロナウイルスが治まった後はバブルの可能性がありますので、そこ目掛けてバーゲンセール中にコツコツと投資していきます!

ヒロテル

明確に有効な薬が無いだけに新型コロナウイルス恐ろしいですね…部屋に引きこもります。