2021年2月の投資成績と現在のポートフォリオ 〜米10年国債利回り上昇で含み益消失!小型株には捕まった!〜

投資成績

2月下旬、米10年国債利回りは1.6%台に急上昇しました。金利上昇が高騰するバリュエーションに下押し圧力となり、グロース株を中心に大きく株価が下落しましたね。私の主要銘柄であるスクエア、テラドック、テスラはモロにこの影響を受けましたので、投資成績は先月比で大きくマイナスとなっています。

アメリカ10年国債利回りチャート
2021年2月投資成績

保有銘柄

2月は決算月ですので私の保有する銘柄の決算も既に殆ど発表されています。その中でもデジタルタービンは決算後に大きく株価を上げていましたので思い切って全て利益確定しました。また、プラグパワーを取得単価で売却し、これらの資金を5G普及を見越して従来から注目していたレゾナント、ダヴィンチを有するインテュイティブサージカルに続いて欲しい腹腔鏡手術ロボットを扱うトランスエンテリックス(今後はアセンサスサージカルへ企業名変更)、半導体製造に関する技術を開発するアトメラへ投資しました。ただしこれら銘柄は月末にかけて大きく値を下げていますので絶賛含み損中です。

2021年2月末ポートフォリオ

2021年2月の振り返りと今後

2月上旬にデジタルタービンとピンタレストの決算を控えていましたが、両銘柄ともに好決算で乗り越えることができました。デジタルタービンは決算後の数日間で株価が大きく上昇したのでこれを機に全て利益確定、税引き前にして約1400ドル(約+80%)の利益確定となりました。

2月中旬は時価総額の小さな銘柄が暴騰しましたね。私もこの期間中に何か有望な銘柄がないかと調査して、従来から注目していたレゾナント、トランスエンテリックス、アトメラへ投資しました。しかしその後、株価が下落してデジタルタービンの利益を相殺してしまいました…失うのは一瞬ですね。これら銘柄は中長期投資を想定していますが、アトメラは損切りしてポジションを軽くすることも考えています。また、2月中旬にバイデン政権の環境政策がどうも怪しい…とのことでプラグパワーやエンフェーズエナジーなどクリーンエネルギー銘柄を微益で利益確定しています。

2月末はアメリカ10年債利回りの上昇によるグロース株の急落をモロに受けました。ポートフォリオの多くを占めるテラドックやスクエアの決算に特段問題はなかったものの、地合いが悪かったのか月末にかけて大きく売り込まれましたね。私はこの株価下落を好機と捉え、これらポートフォリオ上位5銘柄を買い増ししています。

スクエア 日足チャート
テラドック 日足チャート

現状、新型コロナワクチン普及後の経済活動の再開と10年債利回りの上昇を見込んでか、バリュー株へ資金が流れており、今後もこの流れが続くと考えられます。ただしバリュー株がコロナ前の水準に達する辺りでまたバリュー株へ戻って来るのではないでしょうか。今が低金利状態にあることは変わりありませんし、バリュー株の成長率は低く、大きなリターンは見込めませんので。また、私の保有するスクエアやドラフトキングスは経済活動の再開後こそ真価を発揮する銘柄だと考えています。そもそも昨年の11月以降で初めて起きた大きな調整ですし、下がったら買い増すのみです。

ヒロテル

先月末に「TDOCに続いてAPPS, DKNG, PINSもそろそろ上がって欲しい」と投稿していましたが、今月は実際にこの3銘柄がポートフォリオを大きく牽引してくれました。APPSは全て利確しましたが含み益を消し飛ばす形で小型3銘柄へと姿を変えています…ポジションを取るタイミングとボリュームが良くなかったですね。反省です。