2021年12月の投資成績と現在のポートフォリオ 〜グロース銘柄炎上中、2021年投資成績はマイナスで終了〜

2022年1月27日

投資成績

明けましておめでとうございます。振り返れば2021年もあっと言う間に終わってしまいましたね。2021年は新型コロナワクチンの接種が始まり、これで感染症も一段落するかと思いきや、最近はオミクロン株が流行する兆しを見せています。もう新型コロナ流行前の日常には戻ることはできませんが、社会全体が早く落ち着きを取り戻してほしいところです。

さて、2021年12月が終了しましたので投資成績をまとめました。以下がそのグラフとなります。緑のグラフが私の資産を示すのですが、12月終了時点で入金額に対する資産は149.1%となりました。2020年12月末時点が170.5%ですので、この1年間の投資結果はマイナスであったことが分かりますね。

最近はテーパリングと金利上昇などならグロース株からバリュー株へ資金が流れており、高PSR銘柄はのけ並焼き尽くされています。私もこれに漏れず丸焼け状態ですので、この投資結果も納得ですね。これまではS&P500のパフォーマンスを上回っていたのですが、遂に抜かれてしまいました…インデックス強し!

2021月12月投資成績

配当金

12月はVIGより0.58ドル、XLREより0.62ドル、合計1.2ドルを受け取りました。これより2021年に受け取った配当金合計は152.25ドルと確定しました。目標である毎月1万円(100ドル相当と設定)に対する進捗は12.7%(152.25÷1200×100)となりました。

2021年12月配当金実績

2021年は高配当であるBDC銘柄に投資することで配当金を稼いでいましたが、2021年12月3日より私の使用している楽天証券でのBDC銘柄の新規買付が停止されてしまいました。BDC銘柄に代わる投資先を様々検討した結果、連続増配銘柄で構成されたVIGとリート銘柄で構成されたXLREに投資することとしました。

これらを選択した背景として、当初、ベライゾンなど個別株を検討しましたが、昨今はテーパリング、利上げ、QTなど囁かれていますのでリスク低減のために分散の効いたETFを選択しました。数あるETFの中でも、下落耐性があり、主要インデックスにパフォーマンスの劣らない、連続増配銘柄で構成されたVIGとしました。なお、VIGと似たETFである毎月分配型の連続増配ETF、DGRWも検討しています。こちらは経費率が高いのですが、株価がVIGよりも低いので少額から投資することができます。口座に残ったキャッシュがあれば、機を見てポジション取ろうと考えています。

また、分散投資として不動産セクターも検討しました。具体的にはアメリカンタワーやクラウンキャッスルなどアメリカリート銘柄に投資したかったのですが、日本の証券会社からはリート銘柄へ投資できないため、自分の納得する銘柄が構成比率上位を占めるXLREに投資を決めました。

以上、新規買付ができなくなったBDC銘柄は永久保有と決め、今後、少なくとも2022年はVIGとXLREを積み立てていきます。なお、現在のポートフォリオを考慮するに年間380ドル程の配当金を見込むことができます。これより2022年の具体的な配当金の数値目標は、積立分の配当金を上乗せして420ドルと設定します。

保有銘柄

12月はジラットサテライトネットワークスとオラプレックスを損切りし、BDC銘柄とスノーフレークを買い増ししました。また、先に記した通り、配当金を目的としてVIGとXLREを少額ずつ買い付け始めました。

グロース銘柄が暴落しているのですが、損切りするにはタイミングが遅すぎるのでガチホします。これまでになく評価損益がマイナスなので証券口座を確認するのが辛いですが、仕方ないですね。グロース銘柄は更に下落する可能性がありますが、その場合は買い増しします。

2021年12月保有銘柄

2021年12月の振り返りと今後

12月はBDC銘柄を買いました以外に大きな取引なく終了しましたので、特に振り返ることはありません。

今後について、2022年はいよいよ金融引き締めが始まり、株式相場はこれをおり込みつつありますね。利益を上げていないグロース銘柄にとって、金利上昇は大きな逆風です。私のポートフォリオの大半をグロース銘柄が占めていますが、損切りするにはタイミングが遅すぎるのでガチホするしかないですね。また、バリュー株にシフトするのも今更感ありますので、下手にポジションを弄らず、取り敢えずは暴落に備えてドルの買付に専念します。

相場環境が変わりつつあるとは言え、未来を俯瞰してみれば、新たなイノベーションを起こすのはグロース株だと信じています。今後、大きな株価下落が起こった際はリスクをとってグロース中心に投資したいと思います。また、今更ではありますが12月から仮想通貨のセルフ積み立てを始めました。ボラが高いですが日々の値動きに振り回されることなく、淡々と投資していきます。

今後数年間、利上げ等によってグロース銘柄は冬の時代かもしれません。ただし未来を作るのはバリュー銘柄ではなく、新たなサービスが技術を担うグロース銘柄だと考えています。グロース逆境の期間に株数を積み上げること、これが将来のリターンに繋がると信じて投資を継続します!