QQQ戻り早くない⁈…買い増し!VYM戻り遅くない⁈…買い増し!(4月2,3週)

2020年5月5日

外出自粛な今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は普段、頻繁に外出する方ではないのですが、こうも自粛ムードとなると流石にストレスですね。ランニングも自粛しているため太りつつある気がします。

今週はOPECプラスの原油減産やレムデシベルなどのポジティブなニュースが聞こえてきましたね。少しずつ事態が改善に向かっている様ですし、自分も外出自粛や手洗いうがいなど小さなことを継続していきたいと思います。

4月2,3週に購入した銘柄

インベスコQQQトラスト・シリーズ1【QQQ】

ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含むナスダック100指数に連動した投資成果を目指すETFです。QQQ構成比率はGAFAMが多くを占めています。日本円にして2万円強で今をときめくGAFAMに投資することができます。コロナショック以前の価格帯にまで値を戻していますし、買うなら今のうちと判断して200ドル以下で仕込んでみました。

QQQ株価

バンガード・ハイディビデンド・イールドETF【VYM】

コカコーラ、J&J、インテルなど平均以上の配当を出す普通株で構成されるETFです。VYMはアメリカ高配当株ETFの純資産額上位にある、つまりは多くの投資家に支持されている有名なETFです。QQQと比較すると株価の戻りが遅いですので、バーゲン価格で利回りの高いタイミングで仕込みたいのですが現金の余力が乏しく数枚のみ購入しました。

VYM株価

個別銘柄(T, RDS-B, XOM)

株価が大きく下落することはないと判断して購入単価の安い銘柄をチマチマと追加しました。ネガティブなニュースでも直近の最安値を下回りませんし、これからも下がったところで追加していきます。

今後の買い付け

アメリカの株価指数を見る限り、3月末で株価の暴落は底を打ったと判断できます。特にナスダックの戻りが早いですね。実際、私が4月上旬に購入したQQQは既にコロナショック前の価格帯まで値を戻しています。やはりGAFAMに資金が集まるのでしょうか。今後、大きな2番底がくるとも言われていますが分かりません。アメリカは大胆な財政出動・金融対策を実施していますし、あふれたお金が株式市場に流れるかもしれません。

今週はギリアド・サイエンシズ社の抗ウイルス剤レムデシベルが新型コロナウイルスに有効な可能性があるとのニュースが流れて、市場は大きく反応しました。これを考慮すると今後は治療薬開発の進捗、原油価格の高騰、感染者数や死亡者数のピークアウト、アメリカ主要都市のロックダウン解除や経済活動再開時期の見込みなど、これらがポジティブなニュースとして報道される度に株価が跳ね上がるのかもしれません。もはや株価上昇の材料です。

これまでのアメリカ株価指数の傾向から、長期的には株価は右肩上がりでしょう。振り落とされる様な下落もあるでしょうが今後も買い増しを継続していきます。そして、これから購入を考えている銘柄はロイヤル・ダッチ・シェル【RDS-B】、エクソン・モービル【XOM】、インベスコ【IVZ】、そして一部のグロース株も追加を予定しています。

石油銘柄

  • OPECの原油協調減産が決まった後も原油価格は下落してWTI原油先物価格18ドル台と歴史的な安値を付けています。これにも関わらず石油メジャーの株価は下げ止まっていますので、今後は上昇するしかないと判断しています。
  • 原油安値により採算の取れない国が原油生産をやめる場合、それは石油減産を意味します。また、原油に関する企業の淘汰が進むとしても体力のある石油メジャーは生き残るでしょう。その場合はウォルマートの様に株価が上昇すると予想しています。
  • 今回のコロナショックで経済ダメージを受けた国々は、経済活動の回復を優先してSDGSの様な自然環境に配慮していく風潮が弱まり、原油の使用に走ると考えています。そして有事の際は原油価格が高騰するかもしれません。
  • 私が死ぬまでにガゾリンや灯油の需要が無くなり、石油の生産が皆無となるとは到底思えません。
  • そもそも原油価格が安くて世界経済にメリットがありません。経済活動が大きく制限されている今だからこその原油価格であり、各国の思いは一つのはず…

以上より中期的にも長期的にも買いと素人ながらに判断しています。

インベスコ【IVZ】

インベスコはQQQを運営する企業です。リーマンショック時以上に値を下げており、株価が10ドル以下です!そして利回りが10%を超えていますので試しに少し購入してみようと思います。ちなみにSPYDなどETF構成銘柄に名を連ねており、知らぬ間に皆さんもお持ちの銘柄かと思います。

過去の決算資料など調べるのですが特に倒産の危機ではなく、ここまで株価が下落させる原因が掴めませんでした。4月23日に決算発表を控えていますので、その内容を見て投資判断します。またインベスコに限らず4月4週は決算週ですので市場の反応を見極めつつ、うまく立ち回りたいですね。